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皆さま、お元気ですか。
長い冬が開け、桜の春になり、これから夏へ向けてワクワクする季節の到来ですが、パリでは既に2010−2011年秋冬コレクションのデフィレ(ファッションショー)が終わったところです。 なぜ今、毛皮が減ってきたのか。それは、第一に資源が減ったこと。現在は地球に人がどんどん増え、動物が自然に生きられる場所や、大量に飼育できる場所の確保が難しくなり、様々な動物を保護しなければならない状況にあります。 第二に、毛皮が作られる行程での動物の実態が明らかにされたこと。16区に財団を置くブリジット・バルドーが動物愛護家として、随分パリのマダム界の様子を変えたと思います。 第三に、ひと目でそれが金目のものと分かる装いは、白い目で見られるようになったこと。ミンクとクロコダイルのバッグなどという判り易いものはなくなり、ごつい宝石はフェイクジュエリーに取って代わられ、セレブたちは外見の装いから、一般人と距離を感じさせるようなことをしなくなり、格差の少ない社会になり、コミュニズム化されてきました。総毛皮のコートは消え、見かけるのはほんの縁取り程度で、それも今、完全フェイクに移行しています。 |
| 1971年生まれ。ピアニスト。モーツァルトコンクール、日本室内学コンクール、東京都知事賞受賞。 1994年渡仏。パリ16区在住。現在、パリの音楽学校でピアノを教える傍ら、ヨーロッパの音楽祭や古城でのディナーコンサート等演奏活動を行っている。音楽活動の他に、翻訳や日仏交流イヴェント等にも携わる。プライベートでは、日本人の夫との間に息子がひとりいる。 CDリリース:日本人作曲家シリーズCD『伊福部昭』、『貴志康一』、子守歌集『ララバイ オゥ ララバイ!』 公式サイト:http://www.mamikino.com/ |